Competitive workplace

毎号かかさず読んでいるECIFFO
海外のあらゆる業界の人気企業のワークプレイスにスポットをあてた、大変面白い情報誌である。

それに続き職場にあった勝つためのオフィス―Competitive Workplaceがもまた内容が濃いので中古本を購入ししばらく読んでいた。

ワークプレイスのデザインは、インテリアの中でも特殊な部類に入る。
前回書いた記事に書いたようにファシリティマネジメントの一環として、デザインによって働き方が変わり、その会社の業績に影響する重要な役割を担っているからかもしれない。

最近某外資系のオフィス移転計画案のアシスタントをした中で、担当デザイナーが3案提出する事になっていたのだが、最後の1案が中々決まらなかったらしく、その時私の手が空いていたので「何か考えてきて」と依頼を受けた。

働きはじめてもう4年になるのだが、今までDTP作業とデータ管理に集中してきたので、プランニングの知識は学校で学んだ程度である。
それでも素人風情なりの独創的?なものを作ろうとあれこれ考えていた。

躯体はRC造の50メートル近い無柱の大空間で、片寄せコアの極々一般的なビルディングである。
収容人数は約80名、対等合併が行われる前なので社長室が2つ。
そしてプランニング時間は初めてなのにも関わらずわずか1時間。厳しすぎる。

要求諸室を収めるだけで四苦八苦であったが何とか見せられる状態で提出した。
私が考えたコンセプトは「ストライプ型ワークプレイス」
Y軸方向のみにスチールパーティションで境界を作り、各ゾーンをストライプ上に並べてある。
一定感覚でX軸方向に通路を設け、そのストライプを跨ぎ、各ゾーンの断面的な異なるアクティビティが視界に入る事で他部署が影響し合い、秩序のある情報共有空間を期待したもの。
廊下は人が蓄積しやすいミーティング室前やリフレッシュスペース付近は広くし、通路は狭くしてテーパー状にして「人渋滞」が無くなるよう工夫している。

結果は実務的に不具合が多く当たり前だが廃案になった。
だがアシスタントの身分で自分が考える仕事を振ってくれるというのは幸せなものである。
また時間があるときに挑戦したい。

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