自転車のすゝめ

ちゃんとサイクリングを趣味に取り入れてからはや一週間。結構ハマっている。

サイクルジャージを購入に、タイヤはブロックからスリックに履き替えた。幅は依然としてMTB級なので、いつかはホイルごと交換してよりロードレーサーっぽくしたいところだ。

最近はほぼ毎日、最低40キロ以上走っている。別段ノルマを課している訳では無く、最初の3,40分をGPSを見ずに好きなだけ漕いで、完全に自分の場所が分からなくなってからGoogle MAPで帰るという事をしていると、それくらいの距離になる。インラインスケートやスケートボード、スノーボード、ランニング、ウォーキング、キックボード、BMX、MTBと乗り物系、走る系をいろいろやってきたが、大抵三日で飽きてきて、後は「気が向いたときに」やる程度であった。しかし、自転車は猛暑の時でも、風邪ひいて39度の熱があるときも(←バカ)漕いでいて、そして今でも飽きそうに当分無い。

それは何故なのか、今までやってきた事を比較し列挙してみる。

・ストレスが溜まらない
第一の理由はこれである。ランニングやウォーキングはコツコツ系の人は平気かもわからないが、行列を待ったり渋滞がたまらなく嫌な私にとっては、イライラ感が否めない。東京時代、週2,3回は寝る前に5キロ、東京駅or秋葉原駅周辺を走っていた。都心部の深夜は不気味過ぎで冒険心をそそり、飽きはしなかったものの、関節に痛みが出るので頻繁にはきつい。
自転車の場合、非日常的なスピードを己の脚でだし続けなければならない。この、己の脚という点が重要で、車やバイクでは味わえない開放感がストレスを感じさせないのである。

・体調の変化が激しい
詳しいことは知らないが、ロードタイプの自転車は全身の筋肉を使うらしい。初めてロードバイクに乗って中距離(20~50km)を走った人は、背中と手のひらがきっと痛むに違いない。それは重心の位置がママチャリよりも高く、そこを支点として上半身の体重を両手で支えるので、モーメント的にきつい。あと、サドルが慣れないうちはお尻付近の血管を圧迫し、足首がしびれたりする。良くも悪くも、全体的に自分の身体がここまで露骨に変化するのは水泳と自転車ぐらいではないだろうか。

・奥が深い
物欲の塊である私にとって、ここは外せない。自転車の歴史は古く、ロードバイクは極端にシンプルで軽い。形状のどこを見ても理にかなった構造になっていて、誰が原型をデザインしたかは知らないが、野球のボールレベルのアノニマス的美しさを感じる。サイクルジャージは背中部分が少し長く、風が入ってパタパタしないようにゴムで締められ、腰裏にポケットが付いている。グローブは親指付け根部分はタオル素材で汗が拭ける。ヘルメットは正面向いて入ってると風がスースー中に入ってきて思ったほど暑苦しい存在ではない。
どの分野にもこういった話はあるだろうが、自転車もまた、オタク心をくすぐる要素がびっしり詰まっているのである。

・落ち着かない
高い月謝を払ってスポーツジムに通っている人は考え直したほうが良い。特に三軒茶屋や北山のマンションに住んで、仕事の後にランニングマシンや室内自転車を漕いでちょこっとストレッチだけして帰るような一人暮らしの贅沢なOLには、だ。
走る、漕ぐ系のマシンを室内でして果たして楽しいだろうか。雨の日であればまだしも、私には東京でジム通いをしていた時からずっとそれがわからなかった。
「落ち着かない」としたのは、運動は常に緊張感と共にあるべきだという持論からである。ウェイトマシンをやるくらいなら、ダンベルやバーベルトレーニングの方が危険なので適当にはやらない。
自転車もこれと同じで、公道を走っている時はたまに自転車で逆走してくるおじいちゃんとぶつかりそうになることもあれば、頭悪そうな軽トラがわざと煽ってきてサイドミラーと接触しそうになる。なので一般人の生活時間帯に公道を走る時は、フラフラと走れないし、考え事をしている余裕もない。 逆に深夜から夜明けの時間帯は、1分間に車が1台通るかとおらないかくらい極端に道路が空くので、左車線のど真ん中をテールランプを光らせ高速巡行する。車の事は気にしなくてよいが、今度は路面が見えないので変な段差にハンドルを取られたりし、これもまた気を緩めない。

・道を覚える
東京へは約5年間住んでいたが、車で行ったらきっと道に迷うだろう。京都も同じで、烏丸線(地下鉄)ばかり乗っていたら、いくら碁盤の目をしていても地上がどうなっているのかわからない。自転車はどれだけ適当に道を選んで走っていても、2,3回通ると嫌でも道を覚える。ついでに、早朝であればウォーキング中のおじいちゃんおばあちゃんに頑張れと言われたり、すれ違うロードバイカーと手で挨拶したり、地下にはないイベントがあるのも面白い。

まだ3,4つあるが、延々と書いてても誰も得しないのでこれくらいにする。

最後に一言。自転車の逆走はマジでやめてほしい。
早朝爆走ゴミ収集車、嫌らしいタクシー・トラック、公道で**を吐く酔っ払い、走ってて困る事はたくさんあるが、逆走チャリがもっとも危険。

5 Replies to “自転車のすゝめ”

Leave a Reply

Your email address will not be published.