はじめてのプロトタイピング

先週末に行ってきたMake Tokyo Meeting 06

これまで全く知らなかった世界が眼前に広がり、とても楽しめた。

今回は、プログラミング言語も電子工作も完全にゼロから始める人の為に、同じく2日前からゼロから始めているこの私がやっている事を書いておこうと思う。

というのも、Twitterで見かけたこのエントリを見ていると、「自分もいつかは・・・!」とモチベーションが高まったのが事の発端。

あれやこれや興味を持ち、結局二日間で購入したものは以下の通り。

http://yfrog.com/5ermsxj

トーシロ代表の私がひとつひとつ説明していく。

まずは、画像左の2冊。

Make: Electronics ―作ってわかる電気と電子回路の基礎

Making Things Talk ―Arduinoで作る「会話」するモノたち

猿が表紙の本は、Prototyping Lab ―「作りながら考える」ためのArduino実践レシピと散々迷ったが、RFIDの制御方法がチュートリアル形式で載っていたのでこちらにした。

続いて、Arduino FIOXBEEと電池とUSBドングル。後輩の卒業研究がワイヤレス無しでは成立しないので準備。

そして真ん中のmbedStarboard Orange

こちらが今回の本題である。

mbedは新世代のマイコン。

従来ではOSに開発環境をダウンロードしてライブラリもダウンロードしてと、とにかく面倒であったその辺の作業を、こちらはARM社のクラウドサービスでストレスフリーで開発が行える。

やり方は公式サイトに写真で丁寧に書かれているが、とりあえずPCに接続すればセットアップは誰でもわかる。

1.miniUSBでmbedとMacbookを接続

2.ドライブ内のhtmファイルを開いてサインアップ

3.完了

たったこれだけ。必要なものはその都度ライブラリを検索して、ウェブブラウザベースのIDEへインポートし、コンパイルするとbinファイルがDLできるので、これをドライブにコピーしてmbedのリセットボタンを押せば実行、と、きっとバックグラウンドでは色々処理しているのであろうが、mbedのコンセプトが如何に早く考えている事をプロットするかなので、私の様な手段よりも結果をいち早く得たい者には大変ありがたい。

2番目のチュートリアルでは、イーサネットケーブルを直に差して、Twitterへポストできる。

これも日本語さえ読めれば女子高生でも余裕だろう。

で、あれやりたいこれやりたいは、とりあえずここを見に行くと大抵書いてある。

http://mbed.org/cookbook/Homepage

というわけで、せっかくStarboard OrangeもあるのでLCDに文字を表示してみたい。

TextLCDというライブラリを持って来ればよいのだなフムフムと、

#include "mbed.h"
#include "TextLCD.h"

TextLCD lcd(p24, p26, p27, p28, p29, p30);
int main() {
    lcd.printf("Surely You're Joking, Mr.KUTAI!\n");
}

と書いてボタンを押したら表示された。

これまで、GainerやArduinoをやるついでにProcessingで絵をかいたりARtoolkitを動かしてみたりしていたが、mbed様の登場でC++を知らなければと、現在同時並行でC言語のお勉強をしている。

数あるC言語のお勉強サイトで、私の中で最強は苦しんで覚えるC言語である。

私は映像とかCGとか図面とかオフィス系ソフトを使う際はすべてWindowsで、プログラミングとか開発系はMacでやると決めているので、Xcodeを利用している。

お勉強を始めて一週間が経ち、一日十数分ぐらいしかやる時間がないが、この苦Cでポインタ変数のあたりまでやってみた。こういったものはある一定期間集中してガーッとやる方が効率が良いのはわかっているが、そんな時間も無いので休憩のつもりでやっている。

メモリの説明の際、初心者向け書籍には初心者にイメージしやすいようにと、「箱のような物をイメージしてください」とよく書いてあるが、このサイトでは、

これ、ほとんどの入門書では、数値を入れておく箱と説明しますが、
こんなのは、誰もコンピュータに触ったことがなかった時代の説明方法でしょう。
コンピュータをそれなりに使っている人には、メモリと言った方がすっきりします。

と、軽くディスっていて面白い。

現代っ子なら本を買うよりこのサイトで勉強した方が良いと思う。マルチモニタ環境であれば、書籍よりも勉強しやすいし。

また、XCODEでC言語を最初からやるのであれば、ここもおすすめである。

Masters of the Void

http://masters-of-the-void.com/home.htm

優しい英文で、Mac環境でC言語。そもそも高級言語は英語なので、なんでintなのか、なんで%dなのか、そういうのは英語で学べば疑問すら抱かないだろう。

ちなみに研究室においてあった「Cの絵本」はひどかった。”絵”にすべき概念を絵にせず、知らない単語が前置き無しに登場してきて困惑MAX。C言語が嫌いになる9つの扉であった。

自分が来年、修士研究が始まり(本来もう始まっているはずだが私の研究室ではM2の夏からが本番)、あれやりたいこれやりたい、あれ調べたいこれ分析したい、など思い立った際になんでもかんでもアンケート→集計→分析という方法に頼らず合理的にスピーディに実験できる環境を自ら作れるように、今のうちにコツコツすすめる。

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