同窓会

地元の高校を卒業して10年が経つ。

私と同じく地元から離れて暮らしている友人とある時「ひさびさに皆に会ってみたいよね〜」と話題が出て、同窓会を主催する運びとなった。

そして過日、予てから企画していた高校の同窓会が無事に終わったので少し振り返りたい。

 

高校の同窓会は「楽しい」よりも「面白い」という表現がピッタリである。

 

大学の集まりは、全国から集まって多様性があるとはいえ、高校生までの様々な経験から何を学びたいか、何になりたいかという共通事項をもっているものである。

だから卒業後も似たような会社に就職していく事が多く、実際に自分自身、学部も院も同期とは話す話題が共通している。

 

高校はどうだろう。

生まれたその地域で同じ年度に生まれた者でメンバーが決まる。この辺りは大学よりも画一的だ。

しかしただそれだけであって、本人の意志とは無関係といえば無関係。

つまり「え!お前今そんな事してんの?!」といった出来事に遭遇しやすいのだ。

今回、自分が幹事・主催者だった事もあり、クラス全員と事前に連絡を取った。

想像したとおり「是非行きたい!」という人がいれば、その逆もいた。

理由は敢えて聞かなかった。

 

 

主催する者として、自分のやりたいようにやりたい。

ただどこかの飯屋を予約して、「ひさしぶり!元気?」といった会ではなく、これまでの10年間という時間をじっくり振り返り、各自が色んな思いを持ち帰り、その日から始まる次の10年間につながるようにしたい。これが自ら開催しようと思った最大の理由である。

そこで私は当時のクラスを思い出してもらう為に幹事メンバーと協力してムービーを作る事にした。

ラッキーな事に、クラスの一人が当時の体育祭を撮影していた人がいたのでそのテープを借りに行き、再生する為にまた別の人からハンディカムを借り、それらをパソコンで編集出来るようにAD変換して素材を集めた。

 

 

そして2013年2月16日。10年越しに青春時代を共に過ごした人と会う。

それはただ単純に「久しぶりだね」とワイワイガヤガヤするような集まりではない。

誰が何をしているかを聞いて喜ぶ事もあれば、ひょっとすると幸せそうな人や立派な事をしている人を前に心を痛め、来た事を後悔するかもしれない。

参加する者全てが、楽しめるとは限らない。当時のクラスメイトとの関係性が複雑に交錯するのが同窓会。

だから一言、同窓会は「面白い」のだ。

本会は地元の市営大ホールを貸切り、二次会は友人の親戚が経営する山の奥地にある旅館で行った。

 

次回は次の10年後の38歳の予定であったが、嬉しいことにすぐまた集まりたいという要望が多かったので、5年後となった。

次は2018年のこの時期。また会いましょう。

 

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