名刺づくりは楽しい

hiroaki_tateiwa

 

名刺は楽しい。

ちょっと私の偏った名刺観を書く。

活版印刷は人気が高い。

そもそも活版印刷の精度という観点では活版特有のヘコみが出来る事は喜ばしい事では無いはずだが、印刷技術が発達した現代ではその「喜ばしくないディティール」を人々は求めている。

名刺はおおよそ90×55mm程度の小さな空間にその人の「ハレ」を表現するものだ。と、考えている。

「ハレ」と書いたのは、名刺は等身大の自分を表現する類では無いという事だ。

 

名刺には個性が現れる。しかし、それは親しく付き合わないと出てこない性格の様な内面的な事では無く、「自分はこう生きたい」「こうありたい」という姿勢の現れのようなものだと理解している。

90×55mmから逸れたカタチにする人。欧米っぽく細長い形状にする人。顔写真を載せる人。必要最小限の事しか書かない人。どこかに属している事を表明する人。変わった肩書きを書いて興味を惹こうとする人。

 

極々僅かな10cmに満たない紙にその全てを凝縮させる。

制限だらけの中であれこれ工夫する。いかにも日本人が好きそうな話ではないか。

だから名刺制作は楽しい。

 

掲載した名刺は、敢えて活版ではなくキツめの箔押しを選び、活版特有の「ぷくっと感」を無くしてシャープなヘコみにした。そして表の日本語バージョンには、日本人と関わりあう事に必要なコミュニケーション手段を載せ、裏は外国人相手。

肩書は本業とプライベートのダブルミーニング。

 

以上。

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