Diploma design-7

卒業制作も残すところあと10日。
模型が昨日95%終わり、残りは写真撮影を行った後完成する。
残り一週間でプレゼンを作成し、提出2日前に出力できれば予定通りである。
結局総延床96000㎡、全高113M30階建ての高層刑務所になった。

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Diploma design-6

先日卒業設計の最終中間発表が終了した。
最初で最後の高層ビルに戸惑いながらも、19層ある全高約92mの刑務所に以前として取り組んでいる。
設計を通して周囲に問いかけたい事や、なぜ高層で新宿駅前なのかは十二分に考えたはいいが、計画に精一杯で立体的な操作が思うように進まない。他の学生は約半数が集合住宅系で、他は学校やライブラリなどの公共施設、残り数人が公園といった割合で、結局高層も刑事施設も私がいる学校では私だけという事がわかった。

タイトルは [all that we can’t leave behind -東京社会復帰促進センター新設計画-]とした。
私が好きなロックバンド、U2の曲Walk onの歌詞の一部

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All that you fashion
All that you make
All that you build
All that you break

All that you measure
All that you steal
All this you can leave behind

All that you reason
All that you care

と、アルバムタイトル[All that you can’t leave behind]からパクらせて頂いた。

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Diploma design-5

前回書いた「東京監獄化計画」。から約2週間が経過。
ある時こんな事が私の頭をよぎる。

「で、それは間に合うの?本当に自分がやりたい事なの?」と。

8月の暮れ、当初私は刑務所建築にトライしたくて仕方が無かった。
下調べをし、現在の問題点を列挙しグループディスカッションで発表するも、

・「身近(受刑者、刑務所含め)じゃなさすぎて、ピンとこない」
・「そもそも服役経験も刑務官の経験も無い学生が実態がよく分からない刑務所を計画出来るのだろうか?」

と意見が出て、刑務所から一旦離れて壁を使って何かしようとストーリーを練り直すことになる。
それが冒頭の東京監獄化計画。
それをもう少し話しを進め、町中にある学校施設を円環状の城壁の様に一つにまとめ、「街の中にある学校」ではなく「学校の中にある街」と定義して、あるまとまった敷地内が学校ではなく街全体が教材ですよというネタを作ったが、その円周が3キロ以上ありあまりに規模が大きすぎ、ただでさえ難しい学校の計画をその敷地では8つ分計画する事になり、あまり十分な時間も無いので断念。

それが今週水曜日の出来事。
徐々にプレッシャーになり寝れない日々が続き、今週金曜中にテーマの最終提出が迫っていたので急ピッチで考え直していた。

締め切りに間に合う規模で、自分が本当にやりたい事。
建築学生生活最後の集大成として、愛情をもってそれに取り組めるもの。

そう考えていると、自分がやりたい事はやはり刑務所そのものであり、プロジェクトとして見てみても8月から始めていた事なので膨大な知識・刑務所にまつわる雑学が既に頭に蓄積されており進めやすい。

Diploma design-4

本日卒業制作の中間発表が行われた。
で、私は諸事情により休んでしまった。
説明すると長くなってしまうので、とりあえず私が通っている学校では中間発表をする意味がイマイチ納得いかないので、さほど気にはしてはいない。

それに併せて作っていたテーマ発表資料第一弾が大体まとまってきたので、evernoteに溜まっていたメモをこちらに少し紹介したい。
仮プロジェクト名は「東京監獄化計画」

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Prologue [Sense of stagnation]

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たとえ周囲にたくさん人がいたとしても、それらは「他人」である

自分を含め、地方から上京した人の多くは閉塞感を隠し持ちながら暮らしている。
時間も空間も拘束されている訳では無いのに、どこか囚われの身の様な閉塞感。

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懲役刑に課せられた受刑者と、大学に入る以前の私の一日の一般的なタイムラインを比較する。
これを見ると点呼と自由時間に制限がある以外、一般人も囚人もさほど大きな変化が無い事がわかる。

私が感じている閉塞感は、単に都市部の特徴である「住まいが狭い」、「人が多い」とかでは無く、もっと内面に迫る日本人特有の根源的なモノゴトであると確信している。
しかし、閉塞感という極めて抽象的な個人感覚に加え、なるべくそれを感じさせまいと隠しているのだから解明する事はきっと簡単な事ではない。地方出身者である私自身の個人体験から、この閉塞感が生まれる根拠を分析し、解決へと導く事が本計画の目的である。 Continue reading “Diploma design-4”