「オフィスの夢」を読む

今月頭に新世代オフィス研究センターから、オフィスの夢―集合知:100人が語る新世代のオフィスが発売された。
他の日記で何度も書いていた通り、私は現在金欠状態が続いている事と、他のKM・WPモノの本が溜まっていたので購入が遅れたが、実家に帰省中大型書店で目にかかり、購入。

目次はこちらを。

約300ページのボリュームで、オフィスのプロは勿論のこと、経営者、研究者、建築家、学生、FMrなどなどあらゆる職を持つ人達約100人が、NEOが用意した課題に答え、それをテキストマイニング手法を利用して集合知として「新世代オフィスとはなんぞや」の回答を出すという大がかりなプロジェクトブックである。

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神様、もう少しだけ

昨日、元職場の先輩デザイナーから連絡があり、外注者として小さな仕事をもらいに打合せにいっていた。
約4ヶ月ぶりの事務所訪問。それまで私の変な哲学でちゃんとした理由が無い限り、辞めてく人への定型句である「また気軽に遊びに」は絶対しないというルールがあったので一部の人を除いて連絡は一切取ってない。

エントランスでピロティで、行き交う人に「お!!珍しい顔がいるな。笑」と声を掛けられ久しぶりの再開。
その後ミーティング室へ。
仕事は至って簡単なもの。フィーもおいしいので喜んで引き受ける事に。
打合わせ後に全員で屋上の喫煙所へ。
昔はそこで共通の音楽の趣味であるRadioheadについて語りにコーヒー片手にタバコミュニケーションをしにいっていた場所だ。

そこでの話の中で、期間限定で臨時スタッフを探しているという話を聞く。
そこは元職場の関連会社のコンサルティングファームで、社内に点在してる膨大な納入事例を全てをフォーマット上に並べてLAN上で誰でも検索できる様にしたり、それをwikiにして誰でも編集ができる様にしたりを作れる人を探してたり、はたまた什器ライブラリの大幅追加でAutocad慣れしてる人や、その他雑務を快く引き受けてくれる人を探してたり。
それらを1人で、さらに非正規雇用で期限付きとなると、すぐに人材確保をするのは難しいねぇとのこと。
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在席率の高い職種にノンテリトリアルオフィス

デザイナーや研究職、或いは他の専門職でデスクに向かう時間が長く、在席率の高いこれらの職種にノンテリトリアル型の空間は何かメリットをもたらせるか、というお話。

1980年代後半、清水建設技術研究所でフリーアドレスという概念が国内で生まれ、考え方自体は画期的でその上大幅なスペースコストの削減も期待できるので一時期もてはやされていたようだ。
しかしそれは同時にワーカーの「領域」を崩壊させる事も意味し、自分専用の机に落ち着く「個」の空間を作りたい人にとっては(殆どの人がそう思っていると感じている)抵抗したくなるのも事実である。

在席率が高い職種というのは、研究職、設計・デザイン、プログラマ、CGデザイナー等がそれに該当する。
ミーティングなどは除いて、基本的に誰にも邪魔されずに集中してデスクに向かう時間が多い人達。
その職種に対して一般的に不利といわれるノンテリトリアル型を導入する事で何かメリットは無いだろうか。

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あと10日

再来週、在学中ずっと続けていた仕事を辞める。
大学へ入学する半年ほど前、当時20歳の私は学校に通いやすくデスクワークだから疲れないという安易な理由で今の会社でアルバイトを始めた。

当時オフィスに興味は全く無く、社員に言われるがままにDTPオペレーションをし、終わったら早歩きで大学へ通う毎日であった。
社風が自由すぎる家族の様な職場環境。
チャチャっとエクセルやパワーポイントをいじるだけで生活に困らない収入が得られ、あくまでお金を稼ぐ場所と位置付けてこれといってオフィスそのものを勉強する事も殆どなかった。だが大学入学直前、突然総務部から通達があり、学籍を置くと社則に反するらしく4月の頭にそのアルバイトを辞めなければならず、入学の前日会社のお花見を最後に送別会を開いてもらい、退職した。

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Study meeting

昨日の夕方、私の大学のある研究室のOBによる勉強会に誘われたので参加した。
というのも、現在弟子入りしたい教授がまさにその研究室のOBであり、その教授を知る人達がたくさんいらしているので半分情報収集という名目である。

我が大学にはかつてファシリティマネジメントを日本に根付かせた重鎮がいた。
そんな重要な事を知らずに現在大変世話になっている助教授に自分の今後を相談すると、建築意匠の研究者であるその助教授本人も、弟子入りしたい他大の教授も、なんとなく受けた設計製図の構法スタジオの非常勤講師も、2年の時にお世話になった非常勤の建築家も、すべてその重鎮の研究室出身というのでそれを知った時はビックリしたと同時に、何かご縁があるような気がしてならない。

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