「オフィスの夢」を読む

今月頭に新世代オフィス研究センターから、オフィスの夢―集合知:100人が語る新世代のオフィスが発売された。
他の日記で何度も書いていた通り、私は現在金欠状態が続いている事と、他のKM・WPモノの本が溜まっていたので購入が遅れたが、実家に帰省中大型書店で目にかかり、購入。

目次はこちらを。

約300ページのボリュームで、オフィスのプロは勿論のこと、経営者、研究者、建築家、学生、FMrなどなどあらゆる職を持つ人達約100人が、NEOが用意した課題に答え、それをテキストマイニング手法を利用して集合知として「新世代オフィスとはなんぞや」の回答を出すという大がかりなプロジェクトブックである。

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さようならECIFFO

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先月22日発売のオフィス研究&情報誌ECIFFO(エシーフォ)が今号Vol.53をもって休刊すると発表された。
毎号裏表紙にくっついていた定期購読のピラピラしていた申し込み用紙も当然付いてなくて、なんだかすごく寂しいものだ。

編集長の岸本章弘氏の編集後記(一部抜粋)では、

オフィスデザインにおいて一般解はなく、それぞれが百社百様の特殊解である。
目指すべきは、「最新」でも「最高」でもなく、「最適」である。

とある。
latest でもmaximumでもなく、most suitableなオフィス。

最終号のメインテーマは「オフィスを現場にする、現場をオフィスにする。」
事物と物事の様に前後逆にしただけで意味が全く変ってくるからおもしろい。
現場をオフィスというのはよく目にする事で、人が意図的に操作したというよりは自然にそうなっていった感が強い。
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考える力を重要視する企業-面白法人カヤック

現在企業文化のユニークさでとりわけ注目を浴びている会社、株式会社カヤック
気になる点3つ。

1.サイコロ給制度

カヤックと聞くとまっさきに連想するサイコロ給。
カヤックが注目を浴びた背景として、会社独自の給与体系がある。
その名の通り給料の一部がサイコロを振って出た目で支払われるというもの。
一見すると人の頑張りをギャンブル性で判断するなんて不謹慎な会社だと思いがちだが、そのコンセプトが分ると納得。

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あと10日

再来週、在学中ずっと続けていた仕事を辞める。
大学へ入学する半年ほど前、当時20歳の私は学校に通いやすくデスクワークだから疲れないという安易な理由で今の会社でアルバイトを始めた。

当時オフィスに興味は全く無く、社員に言われるがままにDTPオペレーションをし、終わったら早歩きで大学へ通う毎日であった。
社風が自由すぎる家族の様な職場環境。
チャチャっとエクセルやパワーポイントをいじるだけで生活に困らない収入が得られ、あくまでお金を稼ぐ場所と位置付けてこれといってオフィスそのものを勉強する事も殆どなかった。だが大学入学直前、突然総務部から通達があり、学籍を置くと社則に反するらしく4月の頭にそのアルバイトを辞めなければならず、入学の前日会社のお花見を最後に送別会を開いてもらい、退職した。

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ワークプレイス関連の本

今回は私が読んだ事のある、或いは今後読む予定のワークプレイスに関する本を7冊紹介する。
この手の書籍は建築やインテリアデザインとは打って変わってバリエーションが少ない。


POST‐OFFICE―ワークスペース改造計画

POST‐OFFICE―ワークスペース改造計画

岸本 章弘 中西 泰人 仲 隆介 馬場 正尊 みかんぐみ
TOTO出版
「衣・食・住の順番で洗練されてきたデザイン、次は「職」の番だ。」と冒頭に書かれた本書は、ECIFFOの編集長である岸本さんをはじめとした建築家や研究者達による知的創造を生み出す工夫や、そのアイデアスケッチが盛り込まれたボリューミーな一冊である。フルカラーでコンパクト。アイデアスケッチがたまにユーモアが溢れすぎて悪ふざけているのもあるが、実現不可能なものも含めてこの本が問質しているテーマは未開拓の分野なので大変興味深い。

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Competitive workplace

毎号かかさず読んでいるECIFFO
海外のあらゆる業界の人気企業のワークプレイスにスポットをあてた、大変面白い情報誌である。

それに続き職場にあった勝つためのオフィス―Competitive Workplaceがもまた内容が濃いので中古本を購入ししばらく読んでいた。

ワークプレイスのデザインは、インテリアの中でも特殊な部類に入る。
前回書いた記事に書いたようにファシリティマネジメントの一環として、デザインによって働き方が変わり、その会社の業績に影響する重要な役割を担っているからかもしれない。
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